チャットボットを検討しているお客様から弊社が1番ご相談いただくのは、「他社のツールと比較して御社の特徴はなんですか?」です。実際にチャットボットを提供している企業のサービスサイトを見ていたり、実装されている事例を見て情報収集をされているWebサイトやツールのご担当者の方でもこの疑問は生まれます。
チャットボットを提供している企業は年々増えているため、チャットボット選定の際にご担当者の方を悩ませているのです。
今回は、チャットボットを提供する私たちが各社の特徴を比較&ご紹介します。
“特徴的な機能を持つチャットボット”
まずは数あるチャットボットの中から特徴的な機能を持つサービスをいくつかご紹介します。
・qualva(クオルバ)
qualva(クオルバ)は、新規顧客獲得に特化したチャットボットと言えるでしょう。こちらのサービスの強みはチャットベースでエントリーフォームの最適化ができたり、電子決済サービスや予約システムとの連携で購入をスムーズにする事で新規顧客獲得が図れます。顕在的なニーズを持っている方を取りこぼしなく獲得するには効果的です。
参考URL:https://qualva.com/
・hachidori(ハチドリ)
hachidori(ハチドリ)は、さまざまなツールと連携ができるチャットボットです。中でもLINE公式アカウントとの連携に優れているチャットボットと言えるでしょう。hachidoriにはキャンペーン配信機能があり、チャットボットでヒアリングした内容をもとにユーザー毎にセグメント配信をプッシュ通知で送ることができます。
これらの機能を活用し、ユーザーとの最適なコミュニケーションを実現できるツールです。
参考URL:https://hachidori.io/
・PEP
PEPは、社内のお問い合わせ工数削減に特化したツールです。特徴はSlackやLINE WORKS、Microsoft Teamsといったチャットツール内への埋め込みができることです。また、単なるチャットボットではなく、さまざまなツールと連携させるハブとしての活用ができるソリューションです。具体的にはCRM、勤怠管理システム、経費システムとの連携することが可能です。
参考URL:https://pep.work/
今回は上記のように特徴的な機能を持ったチャットボットについてご説明をいたしました。次に弊社SYNALIOの特徴になる機能をご説明します。
“チャットボット型マーケティングツールSYNALIO”
続いて弊社サービスのSYNALIOについてご説明します。SYNALIOは特徴は大きく分けて3つあります。
・1.ユーザーデータの取得
SYNALIOは、サイト訪問者全ての行動のデータとチャットボットで会話をして得た会話のデータ蓄積が可能です。
行動データに関しては、流入経路やどのページを見ていて、どれくらい滞在したのかというようなWebサイト上でのユーザーの行動データの蓄積が可能です。
会話データに関しては、チャットボットでヒアリングした内容の蓄積が可能です。
例えば、ECサイトで広告から流入してきて、男性物のスニーカーのページを見ているユーザーがいると仮定します。行動のデータだけでは、このユーザーはスニーカーが欲しい男性という推測が立てられます。
しかし、チャットボットでヒアリングをした結果、彼氏の誕生日プレゼントを探している女性の方だという内容が分かりました。1つの例から考えると会話データを使うことにより、よりユーザーの本当のインサイトを理解することが可能になるのです。
・2.ユーザーデータの分析
行動データと会話データを取得した後、SYNALIOの管理画面上でサイト訪問者全てをロースコア、ミドルスコア、ハイスコアの3つに分ける機能があります。
特定の行動データや会話のデータを分析し、上記の3つのスコアに振り分けを行います。こうすることで自社サイト内に訪問しているユーザーの購入までの状態を分析することが可能になります。
・3.ユーザーデータの活用
取得したユーザーデータをもとにユーザー毎に最適なアプローチを展開することができます。取得した行動データと会話データを活用して、自社サイト内でポップアップの出し分けや、会話の出し分けができます。
例えば、法人向けのサービスサイトで「2回目のサイト訪問」で「オーガニック検索」でサイトに流入してきていて、前回の訪問でチャットボットを使用し、「新人社員の教育に課題」を感じていることが分かっているとします。このユーザーに対して、同じ課題を感じてサービスの導入をして解決した事例ページに遷移を促すポップアップを出すことで、訪問したユーザーの検討段階を上げる活用も可能です。
つまり、サイトに訪問をしたユーザーを行動と会話の観点で理解をし、ユーザーに最適なコミュニケーションを取ることが可能なソリューションになります。
“まとめ”
上記のように一言にチャットボットといっても、提供する企業によって特徴があることが分かります。
自社での利用目的に合致したチャットボットの導入がチャットボットを活用した施策の成功に近づく第一歩だと言えるでしょう。