ここ数年流行しているチャットボット。最近では、チャットボットが導入されているWebサイトも増えてきています。
チャットボットの導入を検討しているけど、「種類が多すぎて、どのチャットボットを選べば良いのかわからない」などのお悩みをお持ちの方に、今回はチャットボットをカオスマップの分類に沿ってご紹介します。
“カオスマップでのチャットボットツールの分類について”
引用元:https://saichat.jp/chatbot/compare/
チャットボットツールの数は非常に多く、日々増えています。上の図のように大きく分けると、人工知能の有無や目的別に分類することができます。
なかでも、AIについては自社開発のAIを搭載しているものと、他社AIのOEM提供のものを搭載しているものに分けられます。
どのような課題を解決したいかによって選ぶポイントや自社に合っているチャットボットも変わります。
“各カテゴリごとのツール紹介”
・自社開発AI搭載のチャットボット▲PEP:https://pep.work/
PEPは誰でもカンタンにAIアシスタントを作成できるツールとして紹介しています。
よくある社内の問い合わせ応対として「〇〇の申請書はどこ?」や「インターネット回線のパスワードは?」など、様々なクラウドサービスと連携し、社員の代わりに情報を探してくれます。
社員と社内情報の間に立ち、あらゆる業務の入り口として活用できます。
・他社AIのOEM提供のチャットボット
▲hitTO:https://hitto.jp/
IBMのWatsonを活用した一問一答形式やシナリオ形式のチャットボットの作成が可能。
学習データの登録やフィードバックの反映、さらには自動学習機能を実装しており、導入後にチャットボットサービスを成長させる運用負荷が少ないことが特徴です。
ITヘルプデスクや総務人事問い合わせ、各種ドキュメントの利用促進、営業ノウハウ共有に至るまで、幅広いシーンで利用できます。
・AI非搭載 問い合わせ対応
▲hachidori:https://hachidori.io/
シナリオ・フリーワード・有人チャットを組み合わせた構築が可能で、LINE・WEB・Messenger・LINE WORKSの各プラットフォームで利用できます。
問い合わせ・サポート対応に強いチャットボットと言えるでしょう。
▲ChatDealer:https://www.chatdealer.jp/
お客様対応にも社内ヘルプデスクにも対応し、問い合わせ・サポート対応に強いチャットボット。
姉妹ツールのメールディーラーと併せて使うことで、チャット・メール・電話でのやりとりの履歴を一元管理できます。チャットのやりとりからメールお問い合わせに至った場合に、すべての履歴をまとめて管理できるので、顧客サポート業務を更に効率化できる特徴があります。
・マーケティング支援
▲qualva:https://qualva.com/
新規顧客獲得のために作られた専用のチャットボットとして、特に対話形式でのフォーム入力で離脱を抑え、コンバージョン促進が可能です。
通常のウェブフォームと比較すると、qualvaを入れたウェブサイトはコンバージョン率が約1.2~2倍向上するため、フォームの離脱率が高いという課題をお持ちの企業に合ったチャットボットだと言えるでしょう。
▲zeals:https://lp.fanp.me/
「ネットにおもてなし改革を!」コンセプトに、おもにLINEとの連携でCVR向上やCPA改善に効果をもたらします。
“ヒアリングファースト”でチャットボットから質問、タップ形式の会話で気軽に回答でき、ユーザーのことを理解した上で、最適な提案が可能。
決済サービスとの連携もあり、シームレスな顧客体験を実現します。
“SYNALIO(シナリオ)のご紹介”
▲SYNALIO:https://synal.io/
SYNALIO(シナリオ)は、チャットボットの中でもマーケティングに特化したチャットボットです。
チャットボットによるヒアリング内容=会話データと、閲覧履歴等の行動データを取得・分析・活用し、グルーピングが可能です。このセグメント分けしたグループに対して、最適なポップアップや会話を表示し、1to1マーケティングを実現します。
CVR向上はもちろんのこと、離脱率の改善、サイトリニューアル前のデータ収集など、さまざまなマーケティング活動にお使いいただくことが可能です。
また、「LINEアカウントをもう1つのホームページに」をコンセプトにSYNALIO for LINEをローンチ。さらなる新しい感動体験を提供しています。
参考URL:https://synal.io/lp/line/
“まとめ”
今回ご紹介したものはほんの一部のチャットボットですが、選定する際には「どの課題を改善したいのか」に応じてチャットボットを選ぶ必要があると言えます。
今、抱えている課題に合ったチャットボットをこの記事を読んでいただくことで参考にしていただけますと幸いです。
どのチャットボットを選べば良いか分からないという方はぜひお気軽にお問い合わせください!